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セールアンドリースバックの税務処理③

【質問】
 リース資産の取得価額 6000万円(耐用年数10年定額法 0.100)
リース資産の期首簿価 3000万円(5年経過)
譲渡価額 4000万円 リース料 900万円(リース期間5年)
の取引がセールアンドリースバックのうち金銭の貸借であるとされました。
 仕訳はどのようにすればいいのでしょうか?
【回答】
  会計上の仕訳としては
    現金 4000万円 / 機械 3000万円
  リース料  900万円 / 現金 900万円
             / 固定資産売却益 1000万円
という仕訳をしていたとすると、税務上この取引はただの金銭の賃貸借とされるため、
この資産の売買取引はなかったものとされます。

そのため、本来の仕訳は次のようになります。
    現金 4000万円 / 借入金 4000万円
   借入金  800万円 / 現金 900万円  (4000万円÷5年)
  支払利息  100万円 / 
 減価償却費  600万円 / 機械 600円

以上のように金銭を借りて支払利息をはらい、持っている資産を減価償却したという経理処理になります。

注)支払利息については法人税法基本通達12の5-2-2による簡便法により処理し、消費税については考慮しておりません。

 大阪の税理士 東京・渋谷の税理士<砂原>

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2009年04月07日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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