« 有価証券 | メイン | アーケードのための拠出費用 »

延払基準 ( 長期割賦販売 )

【質問】

 当社の商品は高額であるため、商品の代金を分割して回収する契約になっています。

 この場合、商品を引き渡したときに売上として計上すると利益は出ますが、

 解約のリスクが高いことや資金繰りの面からみると負担が大きくなります。

 税務面で何か優遇はありませんか?


【回答】

 そうですね。

 ご質問のような回収リスクを伴う割賦販売を行なっている場合は、

 一定の要件を満たすことにより収益と費用を割賦代金の支払いサイクルにあわせて計上する

 「 延払基準 」という方法により処理することができます。

 ◆ 一定の要件 ( 長期割賦販売 )

   以下の要件のすべてに該当する長期割賦販売が延払基準の採用が認められます

   割賦支払回数   : 3回以上

   支払期間(※1) : 2年以上

   頭金(※2)   : 3分の2以下

   ※1 商品を引き渡した次の日から割賦金の最終支払日までの期間が2年以上

   ※2 商品を引き渡すまでに受け取る金額が、商品の代金3分の2以下であること
 
 ◆ 計算方法

  収益 : 長期割賦販売の対価の額 × 割賦金割合

  費用 : 長期割賦販売の原価の額 × 割賦金割合

  割賦金割合 : 当期中に支払期限が到来する割賦金 ÷ 長期割賦販売の対価の総額


大阪の税理士 東京・渋谷の税理士 八幡

About

2009年04月27日 01:08に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「有価証券」です。

次の投稿は「アーケードのための拠出費用」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。