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セールアンドリースバックの税務処理②

【質問】
セールアンドリースバックが金銭の貸借とされた場合の税務処理について教えてください!

【回答】
 法人が、譲受人から譲渡人に対する貸借(リース取引に該当するものに限る)を条件に資産の売買を行った場合に、その売買から貸借までの一連の取引が実質的に金銭の貸借とされたときは、その売買はなかったものとなり、また、譲受人から譲渡人に対する金銭の貸付があったものとして、税務上判断されます。

例として資産の売却時に次のような仕訳をしたとします。
     減価償却費 / 資産
       現金  / 固定資産売却益

税務上はこの仕訳自体がなかったこととなります。

しかし、お金自体は入金されているので、税務上は仕訳で考えると次のようになります。
       現金 / 長期借入金

ただ、資産が売却されていないため、減価償却のみは税務上することとなります。

そのため、リースバックが金銭の貸借とされた場合には、税務上この固定資産売却益の部分は全く認識されず、ただ、お金を借りただけということになるのです。

 大阪の税理士 東京・渋谷の税理士<砂原>

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2009年03月31日 09:02に投稿されたエントリーのページです。

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