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工事進行基準の収益、費用の額

【質問】

工事進行基準の収益・費用はどのように計算するのですか?

【回答】

工事進行基準は、工事の進行割合によって収益と費用を計上することとなっていますので、

この工事進行割合を合理的な割合にする必要があります。

収益と費用を式で表すと以下のようになります。

◆ 収益の額
請負対価の額 × 期末時における工事進行割合 - 前期までに収益計上された額

◆ 費用の額
 見積工事原価の額 × 期末時における工事進行割合 - 前期までに費用計上された額

例えば以下の場合
 請負金額 200億円
 工事原価見積額     
   前期末 140億円   当期末 160億円
 期末時の工事原価支出総額  
   前期末  35億円   当期末 120億円

※ 前期末までの計上額
   収益の額  50億円(200億×35億/140億)
   費用の額  35億円
   利益の額  15億円

◆ 収益の額 200億 × 120億/160億 - 50億 = 100億円
 
◆ 費用の額 160億 × 120億/160億 - 35億 = 85億円

よって、当期の利益は15億円となります。

大阪の税理士 東京・渋谷の税理士

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2009年03月23日 01:29に投稿されたエントリーのページです。

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