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圧縮記帳

【質問】

資産を買い換えたときの売却益を計上しなくていい方法があると聞きました。

どういったものなのでしょうか?

【回答】

 これは、「特定の事業用に使う資産を買い換えたときは、前に持っていた資産の

売却益を消す処理ができる」というものです。この処理を圧縮記帳といいます。

<圧縮記帳>

 例題をあげて仕訳で説明します。

 例:帳簿価額3,000万円の土地を1億円で売却し、新たに時価1億円の土地を取得した。

 ① 土地を売却したとき
   
    (借) 現金預金 10,000万円  (貸) 土地 3,000万円
                     
                             土地売却益 7,000万円

 ② 新しい土地を取得したとき

    (借) 土地 10,000万円     (貸) 現金預金 10,000万円

 ③ 圧縮記帳をする

    (借) 土地売却損 7,000万円  (貸) 土地 7,000万円

 このように、新しい土地の取得価格は3,000万円となり、以前に保有していた

 土地の帳簿価額を引き継ぐこととなります。

 
 この方法は税法で認められたものですが、売却益に対する課税がなくなるわけではなく

課税が延期されるというものです。

 また、圧縮記帳が認められるにはいくつかの要件があるので注意が必要です。

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2007年07月03日 18:18に投稿されたエントリーのページです。

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