少額減価償却資産が300万円を超えた場合
【質問】
少額減価償却資産が300万円を超えた場合の金額はどこまで?
【回答】
ご質問は、少額減価償却資産が300万円を超えた場合
A.ピッタリ300万円までが損金算入されるのか
B.ぎりぎり個々の合計額が300万円近くまで
というご質問ですね。
では、例えば20万円のものが15個であれば問題ありませんよね。
これが28万円のものが11個であれば合計額308万円となり、
この場合、
「 300万円が損金算入 」ではなく
「 280万円が損金算入 」となります。
よって、答えは「 B 」となります。
ということは、より損金算入額を多くしたい場合は
「 一括償却資産 」(10万円以上20万円未満)と
「 少額減価償却資産 」(20万円以上30万円未満)を
それぞれ分けて適用すると有利になります。
八幡